医療事務科

学科紹介

高い専門性とビジネス・ITスキルを身につけ、
医療事務スタッフとしてチーム医療の一員へ。

医療事務科

2年制/定員20名

医療現場においても、業務の効率化とともにIT化が進み、マネジメント力とIT知識を兼ね備えた医療事務員が求められています。本科では、医療事務員として必要な医療保険制度や診療報酬、医学の知識を身に付けつつ、変化に対応できるIT技術を併せ持ち、思いやりのある患者さま対応や医療従事者のサポートができる人材を育成します。

学びのポイント

診療報酬・調剤報酬の仕組みを理解

医療機関で必須となる診療報酬(レセプト)の基本事項、点数早見表の使い方について学ぶことに加え、調剤基本料や調剤料から構成される調剤報酬や医療機関の施設基準に対しての理解を深めます。

医療従事者として必要な医学知識の習得

医療従事者として医療機関で働く医療事務スタッフは医療に携わる専門家の一人であり、医療に関する専門用語や法律、人体の構造や仕組み、病気や薬、治療法に関する豊富な知識を身につけます。

医療事務関連の資格を取得

診療報酬請求・医療秘書・医事コンピュータなどの主要資格から難関資格まで、各種資格検定への対策を行います。卒業時には各資格を得て医療機関への就職ができるよう、一人ひとりに合わせた指導を行います。

難易度の高い資格にも挑戦

診療の効率化や医師の負担軽減を図るため、医師の指示のもと、診断書や電子カルテなどの文書作成や整理、患者情報の管理などを行う医師事務作業補助者を目指し、難易度の高い資格取得にも挑戦します。

病院見学・病院実習の実施

医療現場の実際を、自らの体験・見学を通して学び取ることができます。地域医療を支える医療機関において、患者さまや医療スタッフから信頼される医療事務員を目指します。

目指す職業

医療事務/医師事務作業補助者/調剤薬局事務/医療秘書/メディカルアシスタント/病棟クラーク・外来クラーク など

取得目標資格

  • 医師事務作業補助技能認定
  • 医療秘書技能検定
  • 医事コンピュータ技能検定
  • 電子カルテ実技検定
  • 医療事務管理士技能認定試験
  • 調剤事務管理士技能認定試験
  • 日本化粧品検定
  • マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)Excel
  • 日本語ワープロ検定

ディプロマポリシー(卒業認定・高度専門士授与の方針)

  • 地域社会に愛される技術者として、他者と協働し、自らを高め学び続けることができる
  • 医療機関・薬局などの窓口業務に必要な基礎知識を身に付けている
  • 事務員に必要なコンピュータの操作や様々な業務を、効率よく取り組むことができる
  • 来院者に対する状況に応じた行動の実現に向け、自ら取り組むことができる

PICK UP

医療事務スタッフに求められるスキルと幅広い知識を身につけます。

診療報酬(初再診〜入院実践)

算定方法の基本を理解するだけでなく、時間をかけて実習を重ねることで診療報酬請求事務を習得します。さらに医学・医療関連の知識を増やしながら読解力を高め、診療報酬明細書を作成します。

医療秘書概論

医師や医療スタッフ、医療機関全体のスケジュールの管理などを行い、受付業務などもこなすのが医療秘書です。医療秘書の資格取得を目指して、医療の歴史や現在の医療制度について学んでいきます。

医療関連特別講義

医療事務や看護師、リハビリをする理学療法士、検査技師など、医療に関わる様々な職種の方から直接講義を受けます。チーム医療の一員として活動するために他職種への理解は必須であり、本校ならではの貴重な講義です。医療事務に求められるものは何かなどを知ることができます。

レセプトコンピュータ入門・コンピュータ知識

医療事務の現場では、医事コンピュータと呼ばれる専用のソフトウェアが使われます。使い方だけでなく、コンピュータの仕組みや動作、ネットワークに関する知識を学び、付加価値を持って社会に出ます。

電子カルテ入門

ソフトウェアを使って、医師が診断や治療のために患者さまと会話した内容を記録する方法を学びます。医療機関によっては事務が医師の代わりに代行入力をする場合もあり、カルテを読み取る力にもつながる授業です。

病院見学・病院実習

1年次中旬には病院見学を行い、職場の雰囲気とともに仕事への理解を深めていきます。2年次進級時には2週間の病院実習を行い、実際に現場で働く医療事務の方と一緒に働くことで、取り組む姿勢やスピード感を学んでいきます。

身につけるスキル

医師をはじめとする医療従事者を支えるために、周囲の仕事への理解も深めていきます。
資格取得を目標にすることで確実にスキルアップをはかります。

「医師事務作業補助技能認定」全国屈指の合格率!
3つの資格を取得した先に得られる医療事務スキルの証

医師事務作業補助者とは医師が診療業務を円滑に行えるよう医師の指示のもと、診断書作成や電子カルテ入力などを行う事務作業をサポートする仕事でありチーム医療には欠かせない存在です。超高齢化社会へ突入している現在、医療の質向上、医師の働き方改革に欠かせない役割を担うことが期待されています。

医療の現場から求められるスキルを身につけるために、医療事務に関する資格を積極的に取得していきます。その目標のひとつとなるのが、「医師事務作業補助技能認定」を受けることです。「医療秘書技能検定準1級」「医事コンピュータ技能検定2級」「電子カルテ実技検定」の3つの資格を取得することで「医師事務作業補助技能認定」が受けられます。

主な就職先

  • 聖隷沼津病院
  • きせがわ病院
  • 川村病院
  • 大沢ハートクリニック
  • 岡村記念病院
  • 三島中央病院
  • フジヤマ病院
  • 池辺クリニック

ほか

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