製菓衛生師の資格を取得し、
確かな知識と技術でワンランク上のパティシエ、ブーランジェに。
製菓・製パン科
2年制/定員30名
お菓子やパンを作る技術は、繊細な職人技といえます。本科では、人を幸せにすることのできる安心・安全な製菓・製パンの知識・技術とITスキルやビジネス戦略を併せ持つ人材を育成します。また、静岡県東部地区で唯一、製菓衛生師養成施設として認可を受けている本科では、在学中に国家資格「製菓衛生師」を取得することができます。
学びのポイント
県東部唯一の製菓衛生師養成施設
資格取得に必要な科目がカリキュラムに含まれており、試験対策授業などの充実したサポート体制が整っています。そのため、在学中に製菓衛生師の取得を目指すことができます。
少人数制・プロが直接指導
1クラス30名以下の少人数制。授業科目に合わせて現役パティシエや職人が直接指導します。実習授業では、師範と助手の2~3名体制で一人ひとりに対し、丁寧できめ細やかな指導をしています。
ひとり1作品の実習
計量から仕込み、焼成、デコレーション、仕上げ、ラッピングまで、すべての工程を分担せず一貫して自分の手で行うことで、製菓の全過程を理解し、仕上げまでを一人で作り上げる基本的な技術を習得します。
菓子職人× IT × ビジネス
菓子職人としての技術に加え、IT活用やビジネス戦略を体系的に学び、製菓業界での新たな価値創造や経営力、実践的なスキルを備えた人材を育成します。
スイーツコンテストへの参加
オリジナルレシピの考案から製作・プレゼンテーションまでをチームで実施します。コミュニケーションを取りながらチームワーク作業の大切さも学びます。プロからの評価を通して技術を更に磨いていきます。
実践力を高める販売実習・カフェ実習
販売実習では、商品のレシピ考案から複数のお菓子やパンを大量生産するための実践的な実習を行います。カフェ実習では、注文から製作、販売サービスまでの一連の流れと接客を経験します。
目指す職業
パティシエ(菓子職人)/ブーランジェ(パン職人)/和菓子職人/ヴァンドゥーズ(菓子販売員) など
取得目標資格
ディプロマポリシー(卒業認定・高度専門士授与の方針)
PICK UP
充実した施設・設備を活用し、仕入れから販売に至るまですべてのプロセスを経験します。
販売実習
学内施設を模擬店舗にして定期的に製菓販売を行います。
学内施設を模擬店舗として開放。大勢のお客様をお迎えし、パンや焼き菓子を大量生産。見栄えのよい商品を数多くつくることの難しさを経験します。効率的に商品を袋詰めすることや、商品の受け渡しによる接客方法なども学び、クリスマスシーズンにはクリスマスケーキの予約販売なども行います。
カフェ実習
カフェスペースも活用し、接客スキルを身につけます。
実習環境の中にはプロ愛用のエスプレッソマシンもあり、美味しいコーヒーを入れるための技術も習得していきます。そして、1Fのカフェスペースも大切な実習環境のひとつ。自分たちで作り上げた焼き菓子やケーキを使ってカフェ運営を行い、お客様との対話を通じて社会人に必要なスキルを身につけます。
店舗見学
プロが働く環境に触れて自分の目標をつくっていきます。
学内の実習環境だけでなく、実際に職人の方たちが働く環境を見る機会を多くつくっています。ホテルの施設見学では、結婚式等で提供されるスイーツづくりの様子を見学させていただき、プロの話を聞きながら試食を行います。厨房の雰囲気や道具の使い方なども知ることができ、刺激の多い体験となります。
特別授業
外部から特別講師を招いてプロの技術や姿勢を学びます。
現役で活躍されているパティシエやカフェオーナーの方を講師として実習環境にお招きし、その技術や姿勢に直接触れて学ぶことができる機会をつくっています。製菓技術だけでなく、スイーツに合わせる紅茶の産地や特徴について学ぶなど、幅広い知識と経験を持って社会に出ます。
鎧塚シェフ審査によるスイーツコンテスト
日本が誇るトップパティシエ「Toshi Yoroizuka」の鎧塚俊彦シェフをお招きし、スイーツコンテストの審査委員長として審査をしていただきます。さらなる技術の向上を目指し、学んできた知識と技術を発揮する機会としてオリジナルケーキを考案し製作するコンテストを2年次に実施しています。
充実したインターンシップ
インターンシップ(現場研修)で高める実践力
ホテルやパティスリーなどでインターンシップ(現場研修)を行います。現場のスピード感や役割分担など、一連の業務を経験し実践力を磨くと同時に、職場でのコミュニケーション力を身に付けることも目的としています。在学中に実際の現場を経験することで、就職後の自分の姿を想像でき、今の自分に足りないものを再確認し、今後の学びへ繋げていきます。
主な就職先
ほか